新潟が4-2で柏崎工に勝利し、秋は2年ぶりとなる8強入りを決めた。大一番に抜てきされた公式戦初先発の笹川煌馬(こうま)投手(1年)が練習試合を含め、自己最長の6回を4安打1失点でまとめた。最速は124キロながらも、打者の目線を外す大きなカーブを要所で投げ込み、得意の緩急で相手打者を何度も詰まらせた。「どれだけ真っすぐを速く見せられるかを意識している。狙った通り」とうなずいた。

将来は医師を目指す。「いろんな人に支えてもらったりしてきた人生だったので、今度は自分が助けたい」と未来図を描く。序盤に4点の援護をもらったが、その後は追加点なし。苦しい展開が続いた中、粘りの1失点。「自分が四球を出したり、流れが相手に行きかけたりはあったけど、うまく抑えられてよかった」。未来の“ドクター”左腕がまずはチームを救った。