<高校野球兵庫大会:東洋大姫路3-0明石商>◇26日◇準々決勝

 東洋大姫路が無失点リレーで春の県1位の明石商を下し、優勝した06年以来の4強進出を決めた。初回2死二塁から4番増田隆治内野手(3年)の右翼線二塁打で1点を先制。8回には敵失がらみで2点を追加した。守っては3回無死一塁で、先発の石井雅之(同)からエース原樹理(同)にスイッチ。原は7イニングを1安打無失点に抑え、3点を守りきった。藤田明彦監督(54)は「明石商には春の大会、練習試合含め3試合負け続けていたので、4連敗は阻止したかった。先発の石井は短いイニングだけどよく投げてくれたし、原もいい投球だった」と話した。