29日に予定されていた新潟大会決勝は2日続けて雨天順延となった。前日から新潟地方は大雨洪水警報が出されるなど、朝からスコールのような激しい雨が断続的に続く悪天候。公共交通機関もマヒしており、大会本部は開始4時間以上も前の午前8時30分には中止を決定した。

 日本文理はハードオフ新潟の室内練習場を借りて汗を流し、新潟明訓は自校の室内練習場で調整した。日本文理の大井道夫監督(69)は「子供たちはやりたかっただろうけど、こればかりは仕方がない。必ず(試合を)やるんだから、気持ちは切らさないようにしたい」と話した。決勝は30日の午後1時、ハードオフ新潟で行われる。