<高校野球西東京大会:日大三2-1早実>◇30日◇決勝

 日大三が接戦をものにし、2年ぶり14度目の出場を決めた。5回に2番金子凌也一塁手(2年)の左中間二塁打で先制、6回には6番菅沼賢一二塁手(3年)の左翼越えソロで追加点を挙げた。先発したエース右腕、吉永健太朗投手(3年)は7回に暴投で1点を失ったものの、終盤にかけて球速を増し毎回の14奪三振で完投。最後の打者からも144キロの直球で空振り三振を奪い、試合を締めた。「それまでは(三振を)意識しませんでしたが、最後の三振だけは狙いました」と満足そうに振り返った。