<高校野球大阪大会:大阪桐蔭5-1履正社>◇31日◇準決勝

 大阪桐蔭が今春センバツ4強の履正社を破り、全国制覇の08年以来3年ぶりの夏の甲子園出場にあと1勝とした。初回1死からの4連打などで2点を挙げ、3回も敵失から3点を追加。2年生エース藤浪晋太郎が8安打を打たれながら1点に抑え、3年ぶりの決勝にチームを導いた。昨秋の近畿大会大阪府予選決勝ではチームは勝ったが、藤浪は途中降板しており「あのときとは違う投球をしたかった」という思いを実らせた。