<高校野球大阪大会:東大阪大柏原7-6大阪桐蔭>◇1日◇決勝

 東大阪大柏原がサヨナラ勝ちで初の甲子園出場を決めた。最大5点差をつけられたが7回と8回で追いつき、9回1死満塁から6番山崎利起外野手(3年)が押し出しの死球。劇的な幕切れとなった。

 4番で2安打した主将の石川慎吾中堅手(3年)は「監督を男にしたかった。その夢がかないました」と喜びを爆発させた。上宮を率いて93年のセンバツを制した経験を持つ田中秀昌監督(54)も、大逆転での優勝に感無量だった。

 これで全国49代表が出そろった。3日に組み合わせ抽選会が行われ、6日に開幕する。