<全国高校野球選手権>◇8日◇1回戦◇4試合

 作新学院(栃木)唐津商(佐賀)如水館(広島)東大阪大柏原(大阪)が2回戦に進出した。

 福井商(福井)と対戦した作新学院は1回、5長短打と犠飛などで大量6点を先制し、その後も計14安打で加点。大谷樹弘(2年)が4安打1失点の完投で、福井商に11-1で勝ち、38年ぶりに初戦を突破した。

 唐津商は1回、打者12人の攻撃で7点を先制。プロ注目右腕の北方悠誠(3年)が毎回の13三振を奪い、古川工(宮城)を9-4で破った。

 如水館-関商工(岐阜)は、2-2で延長に突入。如水館が延長13回、木村昂平(2年)の左翼線適時打で、初出場の関商工を3-2で振り切り、サヨナラ勝ちした。

 初出場対決となった東大阪大柏原と至学館(愛知)の一戦は、東大阪大柏原が1点リードの5回、相手失策を足がかりに2四球、3長短打で一挙5点を挙げて突き放し、甲子初勝利を挙げた。