<全国高校野球選手権:東大阪大柏原8-1至学館>◇8日◇1回戦

 初出場の至学館は甲子園の雰囲気にのまれ、思い通りのプレーができなかった。失点には暴投や失策が絡んだ。麻生監督は「浮き足だった。守備で地に足がつかず、エラーをカバーできなかった」と悔しそう。「3イニングずつを考えていた」という継投も、失点を重ねたため予定通りにはいかなかった。

 だが、登板した3投手はいずれも2年生。この日、48歳の誕生日を迎えた指揮官は「来年に向けていい経験をした」と前を向いた。