<全国高校野球選手権:智弁和歌山11-1花咲徳栄>◇9日◇1回戦

 攻守にミスが目立った花咲徳栄が、大敗を喫した。3回、エース北川大翔投手(3年)が投ゴロを2度取り損ね、2死二、三塁から先制3ランを浴びるなど、5失策がことごとく失点に絡んだ。打線も10安打を放ちながら1点にとどまった。岩井隆監督(41)は「ボーンヘッドや状況判断ミスが絡むと、力以上に差が出ると言っていたが…。(攻撃も)点差が離れてしまい(走者をためるのがセオリーで)打つだけになってしまった」と振り返った。