<全国高校野球選手権:日大三14-3日本文理>◇10日◇1回戦

 優勝候補の日大三が19安打で14点を奪い圧勝した。2-2の5回に2番金子凌也内野手(2年)の右前打で勝ち越すと、3番畔上翔外野手(3年)が右中間に豪快な2ランを放り込み相手を意気消沈させた。エース吉永健太朗投手(3年)は序盤に2点を先制されたが、7回に自己最速タイの148キロを計測するなど13奪三振で4安打完投。小倉全由監督(54)は「ひとつ終わっただけ。2つめもしっかり野球をやるだけです」と大勝にも気を緩めなかった。