<全国高校野球選手権>◇11日◇2回戦

 東洋大姫路(兵庫)光星学院(青森)徳島商、関西(岡山)が勝ち、3回戦に進出した。

 海星(長崎)と対戦した東洋大姫路は4回、1死三塁から妻鹿亮介外野手(3年)の右前適時打で先制。7回にエース原樹理(3年)がヘルメットの左耳ガードへの死球でベンチに治療で下がった際、臨時代走にさらに代走に出す交代ミスで原が降板するハプニングがあったが、4-0で快勝した。兵庫勢は夏の甲子園大会通算130勝目。

 光星学院は、川上竜平主将(3年)が3回に満塁弾、5回にランニング本塁打と3安打7打点、投げても先発で6回3安打1失点と大活躍で、春夏を通じて初出場の専大玉名(熊本)に16-1で大勝した。

 徳島商は藤代(茨城)に3-1で逆転勝ち。エース龍田祐貴(3年)は初回の暴投による1失点だけで完投した。

 関西-九州国際大付(福岡)は2-2で延長に突入。関西は12回、1死一、三塁から渡辺雄貴(3年)の二塁ゴロの間に三塁走者が生還し、サヨナラ勝ちした。