<全国高校野球選手権:智弁和歌山8-7白樺学園>◇14日◇2回戦

 智弁和歌山(和歌山)が延長10回サヨナラ勝ちで3回戦に進出した。初回に道端俊輔捕手(3年)の適時打で2点を先制し、中盤6回を終えて5-1とリード。だが7回に白樺学園(北北海道)に満塁弾を打たれて追いつかれ、8回には1点を勝ち越された。その裏に途中出場の中村恒星主将(3年=外野手)の適時打で追いつき、1点を勝ち越された10回裏には中村の中前打を足掛かりに同点。最後は三塁手の一塁悪送球でサヨナラ勝ちした。通算64勝目の勝ち星をつかんだ高嶋仁監督(65)は「2つ勝ったら次は3つですね」と、3回戦を見据えた。