<全国高校野球選手権:習志野2-1金沢>◇16日◇3回戦

 習志野(千葉)が金沢(石川)との接戦を制し、24年ぶりの8強進出を決めた。今大会初登板の軟投派左腕、在原一稀投手(2年)が8回1/3を7安打1失点。最速153キロの金沢・釜田佳直(3年)とは対照的に、スローカーブやスライダーによる緩急で打者のタイミングを外した。1点差の9回1死一、三塁でマウンドを木村光彦(2年)に託し「県大会では準決勝と決勝を投げたのに、なかなか出番がなくて早く投げたかった。注目投手に投げ勝ててうれしい」と笑った。