<全国高校野球選手権:日大三14-4関西>◇19日◇準決勝

 日大三は1-1の7回1死満塁から金子凌也内野手(2年)の右前打で勝ち越し、さらに失策と横尾俊建内野手(3年)の左前打で2点ずつを挙げ、菅沼賢一内野手(3年)の3ランで計8点を奪った。8回も5得点と好機に一気に畳み掛ける集中打は圧巻だった。先発の斉藤風多(2年)が5回途中まで1失点と踏ん張ったのも大きかった。吉永健太朗(3年)との継投で余裕を持って逃げ切った。

 関西は7回の継投機がやや遅れたか。勝ち越しを許した直後に集中力を欠いた守備が散見されたが、8回は集中打で3点を返した。