<アジアAAA選手権:日本3-1台湾>◇30日◇予選ラウンド◇横浜

 夏の甲子園優勝投手の吉永健太朗(3年=日大三)が見事な火消しを見せた。2点リードの9回裏、1死二、三塁で登板。7番打者をカットボールで空振り三振。8番は146キロ直球で空振り三振に仕留め逃げ切った。

 「2点差でランナー二、三塁。1点もやらない気持ちでマウンドに行きました。1イニングだけだし思い切って投げられました。いい経験になります」と笑顔。「甲子園で自信が付いた。ピンチの時は自然にスイッチが入ります」と舌も滑らかだった。