<全国高校野球選手権:延岡学園4-2自由ケ丘>◇12日◇2回戦

 延岡学園(宮崎)が、自由ケ丘(福岡)との九州対決を逆転勝ちした。35年ぶりに3回戦に進出した。

 5回、3番阪本亮伍主将(3年)の左前適時打で同点にした後もチャンスは続いた。2死三塁、5番浜田晋太朗(3年)が内角高めに反応した。大きな当たりは左翼フェンス直撃し二塁打。勝ち越しに成功した。

 浜田の兄晃成(20)は10年、同校野球部で夏の甲子園に出場。初戦、大分工戦に勝利するも、2回戦で敗退していた。浜田は「兄の1勝に並んだ。次勝てば兄を越えられる」と意気込んだ。