<全国高校野球選手権:明徳義塾10-4智弁学園>◇15日◇1回戦

 明徳義塾(高知)のエース、岸潤一郎投手(3年)と智弁学園の主砲、高校通算73本塁打の岡本和真内野手(3年)が甲子園で真っ向勝負した。

 1回の第1打席はカウント1ー2から130キロの外角スライダーで空振り三振。

 3回の第2打席は岡本が打った。2死二塁。一塁は空いていたが岸が勝負。0-2から3球目、甘く入ったスライダーを岡本が痛烈な適時打を左前に運んだ。

 6回の第3打席は先頭打者の岡本がカウント3-2からの6球目スライダーを追っ付けで右前へポテン安打。

 8回の第4打席は岸の勝ち。3球目には144キロをマーク。最後は127キロのスライダーで空振り三振に仕留めた。

 4打席すべて勝負し2安打2三振。2人の対決は引き分けといったところか。

 試合は10-4で岸の明徳義塾が勝った。