<全国高校野球選手権:日本文理5-1聖光学院>◇22日◇準々決勝

 聖光学院は10安打を放ちながらあと1本が出ず、初の4強入りを逃した。

 初回こそ1死二塁で3番柳沼健太郎(3年)に右前適時打が飛び出したが、2回は1死一、三塁で併殺打。3回以降も得点圏に走者を進めた後の決め手を欠いた。

 斎藤智也監督(51)は「チャンスを作るまでは今日が1番だったが、この大会を通してタイムリー欠乏症だった」。3回戦のサヨナラスクイズなど接戦を制して勝ち上がってきたが、2死からでも得点に結びつけた日本文理との打力の差が勝敗を分けた。