<高校野球鳥取大会:鳥取商4-3境>◇24日◇決勝

 鳥取商がサヨナラ勝ちで、7年ぶり2度目の甲子園出場を決めた。同点の9回裏に1死二塁からサヨナラ二塁打が飛び出した。準決勝の鳥取中央育英戦で4安打完封したエース橋本友樹投手(3年)が3失点で完投した。ノーシードからの勝ち上がり。倉吉北戦では同点の8回に振り逃げから好機をつくって決勝点を奪い、準々決勝の倉吉東戦でも8回に犠飛で勝ち越した。競り合いの強さを甲子園でも発揮、7年連続で初戦敗退している鳥取代表の歴史を止める。

 ◆鳥取商

 1910年(明43)創立の県立校。生徒数は630人(女子420人)。野球部は32年創部で、部員数は45人。甲子園出場は夏2度目。OBにバレーボール山本隆弘、ボブスレー五輪代表小林竜一ら。所在地は鳥取市湖山町北2の401。西村省二校長。

 ◆Vへの足跡◆

 

 

 1回戦6-5倉吉北2回戦4-0倉吉総合産準々決勝5-4倉吉東準決勝3-0鳥取中央育英決勝4-3境