<高校野球島根大会:開星9-4大社>◇26日◇決勝◇松江市営野球場

 強打の開星が決勝でも12安打9得点と持ち前の打力を見せ、大社を下した。初回に連打で1点を先制して流れをつかみ、2-1の5回には黒田雅也主将(3年)の適時打など打者10人の猛攻で5点を追加。投手陣は恩田和季(3年)、持田隆宏(同)のプロ注目2枚看板で反撃をかわし、5点差で逃げきった。黒田雅は「チームみんなが気持ちを1つに、日本一を目指したい」と意気込んだ。3年ぶりの出場に、山内弘和監督(38)は「1戦1戦苦しい中、本当によくやった」と選手たちをたたえた。

 ◆開星

 1924年(大13)創立の私立校。生徒数は467人(女子183人)。野球部は88年創部で部員数は64人。甲子園は春2度、夏は今回が9度目の出場。主なOBはDeNA梶谷、ソフトバンク白根ら。所在地は松江市西津田9の11の1。大多和聡宏校長。◆Vへの足跡◆2回戦14-0出雲農林3回戦4-2立正大淞南準々決勝11-6石見智翠館準決勝12-11大東決勝9-4大社