<センバツ高校野球:清峰1-0花巻東>◇2日◇決勝

 清峰(長崎)で決勝点をたたき出したのは、9番の橋本洋俊内野手(3年)だった。0-0の7回2死一塁でストレート1本に狙いを絞り、中越え適時二塁打。「(カウント1-1から)狙い球が来たので思いきって振りました」。167センチと小柄だが、下半身の安定感は抜群。生まれてすぐ佐世保市から松浦市の鷹島に引っ越し、7歳のときには島で盛んな相撲で体を鍛えた。強い足腰で菊池から決勝打を放ち「みんなと喜びを分かち合いたい」と笑った。