ヤクルトが新打線で巨人に連勝した。昨年は主に3番に座った川端慎吾内野手(27)が2番に入り、チャンスメークに得点源にフル回転した。4回は先頭で三遊間を破り逆転のお膳立て。7回は2死一、三塁から一、二塁間を破って貴著な追加点を奪った。

 川端は「打順は考えていません。去年と同じです。1打席1打席しっかり打つだけ。状況は変わりますから、それに対応した打撃をするだけです」と心構えを話した。昨年は3割打者5人。チーム打率2割7分9厘はリーグ1で、667得点は両リーグ1だった強打線がさらに威力を増す。攻撃型オーダーでヤクルトは、最下位からの下克上を目指していく。