【セ・リーグ】

◆広島2番手大瀬良今季1勝、エルドレッド17号ソロ

<DeNA2-3広島>◇14日◇横浜

 広島は1回に新井の適時打で1点を先取。DeNAは2回に宮崎が左中間を破る適時二塁打を放ち、同点に追いついた。

 DeNA今永は6回まで2安打1失点。広島ヘーゲンズは5回3安打1失点で降板。2番手大瀬良にバトンタッチした。

 広島が7回にエルドレッドの17号ソロと石原の適時打で勝ち越し。継投で逃げ切り、2番手大瀬良が今季初勝利を挙げた。

◆巨人連敗ストップ、マイコラス外国人最多連勝タイ

<ヤクルト2-9巨人>◇14日◇神宮

 ヤクルト館山は、3回まで無安打無失点。巨人マイコラスも3回まで1安打無失点の投球で、投手戦の立ち上がりとなった。

 巨人は4回に阿部の適時打で先制。その裏、1点を返されたが、同点の5回にギャレットの19号ソロ、6回はさらに2点を加えた。

 巨人が連敗を3で止めた。先発マイコラスは、ソフトバンクのバンデンハークが持つ外国人の最多連勝記録(14勝)に並んだ。

◆阪神今季2度目のカード3連勝 中日近藤プロ1号

<阪神8-1中日>◇14日◇京セラドーム大阪

 阪神は初回、1死二塁から3番江越の7号2ランで先制。中日は初回1死満塁の好機を生かせず無得点。

 阪神は4回に3点を追加すると、5回にも高山の4号3ランで中押し。先発岩崎は6回まで中日打線を無失点に抑える。

 中日は7回に近藤の1号ソロで1点をかえすが、阪神が逃げ切り。今季2度目の同一カード3連戦3連勝で借金を8に減らした。

【パ・リーグ】

◆ロッテがサヨナラ ソフトバンク、日本ハムと2差

<ロッテ3-2ソフトバンク>◇14日◇QVCマリン

 序盤3回はロッテ涌井、ソフトバンク岩崎の両先発が好投した。涌井は3安打、岩崎は2安打で、ともに無失点に抑えた。

 中盤も両先発が好投を続けた。6回まで、ロッテ涌井は4安打、ソフトバンク岩崎は3安打で、ともに無失点投球を続けた。

 ソフトバンクは9回、今宮の適時打などで2点を勝ち越し。だが、ロッテはその裏鈴木の適時打などで同点とし、延長に突入した。

 ロッテは延長10回1死満塁から角中の犠飛でサヨナラ勝ち。敗れたソフトバンクは2位日本ハムとのゲーム差が2に縮まった。

◆日本ハム連勝 加藤4勝、マーティン16セーブ

<楽天1-2日本ハム>◇14◇コボスタ宮城

 楽天は、2回1死二、三塁の得点機で無得点。日本ハムも2度の得点圏のチャンスを生かせず。辛島、加藤ともに3回を無失点。

 楽天は5回1死一、三塁から今江の遊ゴロで先制。日本ハムは6回1死三塁から大谷が右中間席へ17号2ランを放ち逆転した。

 日本ハムが楽天に逆転勝ちで2連勝。加藤は6回途中1失点で4勝目。マーティンが16セーブ目を挙げた。

◆西武高橋光4勝目、浅村2戦連発17号&山川4号

<西武5-1オリックス>◇14日◇西武プリンスドーム

 オリックスは1、2回ともに得点圏に走者を進めたが無得点。西武も3回に無死一、三塁としながら得点できない。

 オリックスは4回小島の適時二塁打で先制。西武は4回に2死から4連打で3点を奪い逆転。6回浅村が2試合連続17号ソロ。

 西武は7回、山川がダメ押し4号ソロを放った。先発高橋光は7回1失点で自らの連敗を8で止め4勝目を挙げた。