広島は11日、広島市内のマツダスタジアムで1回目のスカウト会議を行った。不作と言われる17年ドラフトへ、指名候補選手232人をリストアップした。さらに各地区のスカウトが注目選手をリストアップ。早実・清宮幸太郎内野手(2年)や履正社・安田尚憲内野手(2年)、JR東日本田嶋大樹投手(20=佐野日大)、ヤマハ・鈴木博志投手(19=磐田東)はビデオもチェックした。

 会議の時間も短く苑田スカウト統括部長は「例年はこの時期だと300人くらいはいる。長くやってきたが、ここまで候補選手が少ないのは初めて。でも逆に言えば、うちの優秀なスカウトの腕の見せどころ。やりがいがあるね」と話した。