右肩痛から完全復活を目指す中日浅尾拓也投手(32)が、554日ぶりに1軍のマウンドに帰ってきた。

 3-6の8回から登板。浅尾の名前がコールされると、巨人ファンからも拍手が起こった。マギーを三ゴロ、長野を空振り三振に仕留め、通算402セーブの左腕岩瀬にリレーした。

 故障に苦しみ、昨年は1軍登板はなかった。15年9月26日DeNA戦(横浜)以来の登板に浅尾は「1軍で投げるのは楽しいなと思った。この場所にずっといられるようにしたい。(楽しさは)緊張感もあるし、抑えたときもそう。打たれたときの苦しみは数倍あるが、こういう場所にいれる幸せを忘れずにやっていきたい」とかみしめた。