ロッテ涌井秀章投手(30)が6回6安打1失点で、4月15日以来となる2勝目を挙げた。

 本調子ではなかったが、丁寧に投げ、ヤクルト打線に連打を許さなかった。4回に1点を失ったが、すぐに味方打線が1点追加と、投打もかみ合った。

 涌井は「最近は大量点を取られることが多かったので、まずは1点でしのいで、追加点を期待しました」と話した。久しぶりの勝利で、チームも2連勝。「気持ちも変わるし、チームの雰囲気も出てくる」と喜んでいた。

 英二投手コーチは「勝ちがついたことが大きい。石川、涌井は計算している。勝つべき人が勝っていかないと」と話した。