阪神が、新助っ人としてジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)と大筋合意に達したことが25日、分かった。

 今季は3Aで65試合に出場し、打率2割8分8厘、8本塁打、32打点。広角に強い打球を放つスタイルは今の虎打線にフィットしそうだ。

 オフに獲得したキャンベルは現在、成績を残せず2軍調整中。球団は悲願Vに向け、新たな起爆剤を求め、昨季広島所属のルナら日本球界経験者も含めて適任者を探してきた。

 球団首脳は「なるべく早く獲得できるように交渉しています」と話していたが、ここに来てロジャースとの交渉が大詰めを迎えたもようだ。