広島は序盤３回までに４点のリードを奪うも、３回裏に岡田が６安打を集中され４失点で同点に追い付かれた。今季最短３回で降板すると、代わった九里が梶谷の逆転３ランなど２回５失点。ジャクソンも連続被弾で２点を失った。投手陣が炎上し、連勝は３で止まった。広島緒方孝市監督（４８）の談話は以下の通り。

　－岡田が３回に変調

　緒方監督　オカちゃん？　過去の投球を見て（降板を）判断させてもらった。

　－今季何度か見られた変調に続投はさせられなかった

　緒方監督　させられる？　（１イニングに）４点も取られて。（代わった）九里も点を取られたんだけどね。また修正して次は頑張ってもらいたい。今日は投げさせられないと判断して代えた。

　－ジャクソンがまた失点

　緒方監督　ストレートのスピードはいいんだよ。打たれているのはスライダー。打たれ始めたのは、スライダーの精度が落ちているから。肩が開いてスピードだけでは抑えられない。２本目の本塁打は宮崎にスライダーを打たれている。スライダーの精度の課題をいかに考えて投球を組み立てるか。

　－２軍での再調整は

　緒方監督　失点はしているけど、エラー絡みやハードラックなど、彼の投球が全部やられているわけじゃない。力任せの投球ではダメ。あと１、２試合は状態を見る。

　－試合前には新井にアクシデントがあった

　緒方監督　ダメなら降格になるけど、大丈夫ならまた明後日（３０日中日戦）からの試合に出るでしょう。