ヤクルトが3連敗を喫し、今季最多タイの借金17となった。

 先発の山中浩史投手(31)は、4回3分の2で11安打を浴びて7失点。下半身の張りで登録抹消となってからの1軍復帰登板を飾れなかった。

 打線は8回まで散発3安打と、中日先発の鈴木翔太にひねられた。9回にバレンティンが10号2ランを放ち、完封負けを逃れるのがやっとだった。

 真中監督は「山中はボールが真ん中に集まった。打線は、ボールが動いているという話だったけど、球種が少ないのだから、もう少し何とかしたかった」。9連戦の初戦を落とし、会見を短く切り上げた。