【セ・リーグ】

◆広島はリーグ最速の60勝 ヤクルト石川は11敗目

<広島14-1ヤクルト>◇30日◇マツダスタジアム

 序盤3回まで両先発が粘りの投球。ヤクルト石川は3回まで1安打投球。広島岡田は毎回出塁を許しながらも、無失点にしのいだ。

 広島が4回に新井の適時打で先制。6回は鈴木が2番手山本から21号3ランを放つなど、8得点を奪ってリードを広げた。

 広島がリーグ最速の60勝。8回には新井の8号3ランも出て14得点と圧倒し、貯金を最多タイの27とした。先発岡田が9勝目。

 ヤクルト石川は11敗目。

◆巨人相川サヨナラ打、DeNA山崎康2敗目

<巨人5-4DeNA>◇30日◇東京ドーム

 巨人は1回1死、マギーの11号ソロで先制。DeNAは3回1死一塁、筒香の左翼線への適時二塁打で同点に追いついた。

 巨人は4回2死満塁、途中出場の寺内が二ゴロに倒れて勝ち越せず。先発大竹寛は5回5安打1失点で降板した。

 DeNAが7回に3得点。だが巨人は8回に2本塁打で1点差に迫ると、9回2死一、三塁から相川の二塁打でサヨナラ勝ち。

 巨人カミネロが初勝利。DeNA山崎康は2敗目。

◆中日7連敗でストップ 八木1勝&福田3安打4打点

<中日7-0阪神>◇30日◇ナゴヤドーム

 中日は2回に福田の適時二塁打で先制。3回にゲレーロの28号2ランで2点を追加。阪神は中日八木の前に3回まで1安打無得点。

 中日は4回に福田の5号2ランなどで3点を追加した。阪神は中盤になっても打線がつながらず、得点を奪えなかった。

 中日は8回に福田が適時二塁打でダメ押し。連敗を7で止めた。先発八木は今季初勝利。阪神能見は今季6敗目を喫した。

【パ・リーグ】

◆楽天聖沢V打で逆転勝利、オリックス3連勝ならず

<オリックス3-4楽天>◇30日◇京セラドーム大阪

 楽天は2回に嶋の右前適時打で1点を先制。オリックスもその裏にマレーロが中前適時打を放って追いついた。

 オリックスは4回無死二塁からマレーロが左中間に勝ち越し7号2ラン。先発の西は6回まで1失点で踏ん張る。

 楽天は7回にアマダーの15号ソロで1点差とし、9回は聖沢が逆転二塁打。連敗を3で止めた。オリックスは3連勝を逃した。楽天久保2勝目、オリックス黒木は2敗目。

◆ソフトバンク3連勝、武田3勝 日本ハム上原2敗

<ソフトバンク4-3日本ハム>◇30日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクは初回にデスパイネの適時打で先制し、2回に川島の左越えソロで追加点。日本ハムは3回まで無得点。

 日本ハムは4回に松本、6回に中島がプロ初となるソロ本塁打。ソフトバンクは5回、今宮が2戦連発となる2ランを放った。

 日本ハムは8回に大谷の適時打で1点差に迫る。ソフトバンクは8回途中から回またぎでサファテを投入して逃げ切り、3連勝。ソフトバンク武田3勝目、日本ハム上原2敗目。

◆西武逃げ切り9連勝、ウルフ8勝 ロッテ石川9敗

<ロッテ3-7西武>◇30日◇ZOZOマリン

 序盤は点の取り合い。西武は1回、併殺崩れの間に1点を先制。同点の3回には打者10人で6点を勝ち越し。

 4回から6回は両チームとも投手が踏ん張り、点を与えなかった。西武ウルフは5回7安打2失点で、勝利投手の権利を得て交代。

 西武が継投で逃げ切り、11年以来の9連勝を果たした。ロッテは序盤の大量失点が響き、4連敗を喫した。西武ウルフが8勝目、ロッテ石川9敗目。