日本ハム栗山英樹監督(56)が来季も指揮を執ることが、正式に決まった。11日、都内にある日本ハム本社の東京支社で末沢オーナーにシーズン終了を報告した。その席上で同オーナーから来季の続投を要請され、受諾。18年シーズン終了までの1年、契約を延長することに合意した。

 今季は主力に故障者が続出するなど、苦しいチームマネジメントを強いられ、5位に終わった。覇権奪回を目指す来季は監督就任7年目を迎える。「来年は必ず、これ(今季の悔しさ)を生かしていきます。来年、絶対優勝してやる。何とか立て直して、方向性を出さないといけない」と、話した。

 末沢オーナーは球団を通じて「来シーズンも栗山監督にチームを率いていただきたいと要請し、契約を1年延長することで受諾いただきました。今シーズンは主軸の故障や不振などが相次ぎ、ファンの皆様のご期待に沿える成績とはいきませんでしたが、これをまた立て直せるのも栗山監督をおいて他にいないと信頼は揺らぎません。ファンの皆様、選手、スタッフ、そして北海道へと常に愛情を持って接することのできる人柄も、ファイターズの指揮官に欠かせない要件です。巻き返しを信じて、栗山監督に来シーズンを託します」と、コメントした。