楽天が、王手をかけられた。第1戦から2連勝の後、2連敗。ソフトバンクのアドバンテージ1勝を含めて2勝3敗となり、後がなくなった。

 先発岸は2回に先制点を許すなど苦しい立ち上がり。3回にはデスパイネに1発を浴びたが、4、5回は立て直した。だが、92球を要していたこともあり、この回で降板。1点リードの6回からマウンドに上がった宋が先頭内川から2者連続でアーチを許し、流れを持って行かれた。

 梨田監督は「岸はアップアップな状態だった。ボール先行ということもあった。宋もいいピッチングだったけど、食い止められなかった。もう後がない。でもこういう経験何度もしている。みんなで頑張るしかない」と話した。