オリックス長村球団本部長らが3日、京セラドーム大阪でドラフト3位のNTT東日本・福田周平内野手(25=明大)に指名あいさつを行った。

 強豪チームの不動の遊撃手で、優勝した今夏の都市対抗では通算打率5割5分で最優秀選手賞を受賞。即戦力と期待しており、長村球団本部長は「現場が考えることではあるけれど、春のキャンプから即戦力という形を取っていくでしょう」と1軍からのスタートを示唆した。

 さらに「リーダーシップを取れる選手だし、顔もいいね」と、技術、気持ち、ルックスの3拍子に熱い期待を寄せた。

 福田は指名あいさつの前に同ドームで行われている日本選手権1回戦に臨み、JR西日本に逆転勝ち。未来の本拠地でショートを守り「打球も見やすいし、守りやすかった」と笑顔を見せた。1年目の目標にまず130試合以上出場を挙げ「体力的にもタフにならなければいけない。この冬は大事な準備期間です」と表情を引き締めた。