ソフトバンク2年ぶりの日本一を祝う選手と首脳陣による歓喜のビールかけが、ヤフオクドーム内の特設会場で行われた。

 乾杯前には王貞治球団会長(77)が「本当に素晴らしかった。こんなに涙が出る日本シリーズは初めてです。みんなの涙を見てたらもらい泣きしちゃったのかな」とねぎらい、選手たちの激闘を「歴史に残ると思う」とたたえた。

 また工藤公康監督(54)は「みんなの成長を今年1年見ることができて、本当にうれしく思う」と感謝。「今日は大いに(ビールを)かけるだけかけて、浴びるだけ浴びて、もう明日からオフだ!野球やんなくていいんだ!しっかり楽しめよー!」と盛り上げた。

 長谷川勇也選手会長(32)が「選手、監督、コーチ、スタッフ。こうして日本一になれたのも、ここにいる全ての皆さんの努力のたまものだと思います。本当におめでとうございます。ありがとうございます」とあいさつし、乾杯の号令をかけると、用意されたビール3000本、コーラ480本、日本酒4たると一升瓶60本(計140本相当)が泡となって消えた。