稲葉監督が伝えるイチ流の思考-。侍ジャパンの新監督に就任した稲葉篤紀監督(45)の初陣となる「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」が16日から19日まで東京ドームで開催される。20年東京五輪の金メダル獲得を目指し、24歳以下または入団3年目以内にオーバーエージ枠3人を加えたヤング侍が、韓国、台湾代表と対戦。「初陣!!稲葉JAPAN」と題して、選手や対戦国にスポットを当てた10回連載を掲載します。

プレー環境へ気配り欠かさない稲葉監督/取材後記

日の丸を掲げる侍ジャパン稲葉監督
日の丸を掲げる侍ジャパン稲葉監督

 ◆稲葉篤紀(いなば・あつのり)1972年(昭47)8月3日、愛知県生まれ。中京(現中京大中京)-法大を経て94年ドラフト3位でヤクルト入団。04年オフにFAで日本ハム移籍。06年日本シリーズMVP。07年首位打者、最多安打。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。12年に通算2000安打達成。14年引退。通算2213試合、2167安打、打率2割8分6厘、261本塁打、1050打点。ベストナイン5度、ゴールデングラブ賞は外野手で4度、一塁手で1度。引退後は日本ハムのスポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)就任。日本代表ではプレミア12やWBCで打撃コーチを務めた。185センチ、94キロ。左投げ左打ち。


◆テレビ放送 16日の日本-韓国戦はTBS系列、17日の韓国-台湾戦はTBSチャンネル2(CS)、18日の台湾-日本戦はフジテレビ系列、19日は日本が決勝に進出した場合のみ、テレビ朝日系列で放送される。