阪神大和内野手(30)が今日8日にFA宣言することが7日、分かった。4日には今オフに国内FA権を行使する意思を球団に伝えていたが、いよいよFA申請するとみられる。

 すでにDeNA、オリックスが権利を行使した場合は獲得に乗り出す方針を固めている。最大4年の複数年契約を提示して全力で残留要請を続けている阪神を含め、3球団による争奪戦となる見込みだ。

 10月下旬の甲子園秋季練習中には、残留か移籍かの2択について「五分五分ですね」と明かしていた。現在も胸中に大きな変化はないもようだ。もちろん12年間過ごして成長させてくれた虎への愛着は強いが、環境を変えてさらなる進化を狙うという選択肢を選ぶ可能性も十分ある。他球団の話も聞き、熟考した上で結論を出すとみられる。