オリックスからドラフト4位指名された星槎国際湘南(神奈川)の「ドクターK」本田仁海投手(18)が9日、神奈川・二宮町の同校で指名あいさつを受けた。オリックス中川スカウトグループ長、担当の由田スカウトらと対面。緊張した様子だったが、オリックスの帽子を身につけると自然と笑顔がはじけた。

 報道陣から「似合っていると思いますか?」と質問を受けると「そう思います(笑い)。帽子がすごくかっこいい。勝てる投手になりたい」と言った。桐蔭学園(神奈川)出身の由田スカウトにとっても土屋恵三郎監督(63)は恩師だ。由田スカウトは「自分にとって(土屋監督は)今でも一番背筋の伸びる方です。お預かりするのは計り知れないプレッシャーですが、伸びしろは十分ですし、着実に成長してくれると思います。球団を代表する選手になってほしい」と見据えた。そんな“先輩”を気遣った本田は「由田スカウトさんの今後のためにも頑張りたいです」と言い、会見場を沸かせた。