ポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦することを表明している日本ハム大谷が、本拠地・札幌ドームに別れを告げた。ファンフェスティバルに参加し、慣れ親しんだユニホーム姿もラスト。「楽しかったですね。5年間しか(ユニホームを)着てないですけど、自分なりに愛着もありますし、いい1日になりました」。サイン会では「頑張って」と地元ファンから背中を押された。

 これまで何度も2人で話をした監督室では、栗山監督にけじめのあいさつ。コーチやチームメートにもあいさつをして回った。入れ違いとなる清宮には「1球団だけでなく、球界の期待を背負って頑張って欲しいです」とエールを送った。

 来月1日(日本時間2日)には、いよいよポスティング申請の手続きに入る。「まだ何も僕の口からああだこうだと言えることは1つもない。決まるまで温かく見守っていただければ」と話し、雪の降る中、思い出の地を後にした。