西武栗山巧外野手(34)が29日、「スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞」の年間大賞を受賞した。都内のホテルで、DeNA宮崎と同賞の表彰式に臨んだ。8月17日、メットライフドームでの楽天戦。0-0の9回2死一、二塁、楽天ハーマンから放ったサヨナラ3ランが評価された。代打で登場し、4球目の152キロを左翼スタンドに運ぶ、プロ2本目のサヨナラアーチだった。

 栗山は壇上で「打つと大声援、打たないとため息がもれる、選手にとってもプレッシャーのかかる場面。良い形でサヨナラ打を打てたので、このような賞をいただくことができました」と笑みを浮かべた。