巨人高木勇人投手(28)と中井大介内野手(28)が5日、三重・伊勢市を訪れ、プロ野球草創期の名投手、故沢村栄治氏の母校・明倫小学校と中井の母校・進修小学校を訪問した。

 明倫小では4年生59人と給食をともにする「スクールランチ」で交流。エプロン姿で配膳も行い、児童からは応援歌の合唱で激励された。給食後は体育館で356人の全校児童を前にキャッチボールを実演。6年生からは沢村氏の歴史をたどった寸劇を披露された。

 質問コーナーでは「もし1カ月休みがあったら何したい?」という質問に高木勇は「海外で英語の勉強がしたい。1カ月と言わず、もっと暮らしたい」と言えば中井は「野球のないところにいきたい。宇宙にでも行こうかな」と児童を笑わせた。

 その後、進修小に移動し、中井は小学校卒業以来の訪問となった。母校の後輩に対し「ここで過ごした6年間は貴重な時間だった。この学校の誇れる先輩だと言われるように頑張りたい」と力を込めた。