ソフトバンク吉村裕基外野手(33)が6日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改した。20%ダウンの4000万円でサイン。「チームは日本一になったが、自分は活躍できなかったので」と厳しい表情を見せた。

 2年契約の2年目だった今季は4月に1軍へ上がるが、わずか6日間で2軍へ。終盤の9月26日に再昇格し2本塁打を放ったが、8試合、打率1割7分6厘、2打点と13年に移籍して来て以来最低の成績となった。

 「自主トレはひっそりとやります。しっかり走り込みと振り込みをしたい。コーチ、監督に使ってもらいたいと思えるような選手になりたい」。2軍では72試合に出場し打率2割8分、5本塁打、31打点と元気にプレーを続けた。来季は単年契約で勝負をかける。