プロ野球経験者が学生を指導するための学生野球資格回復制度のアマチュア側研修会が10日、都内で行われ、今季までDeNAに所属し、巨人、日本ハムと合わせて通算421試合に登板し、99ホールドを挙げた林昌範氏(34)ら78人が受講した。

 3日間におよんだ研修会を終えた林氏は、具体的な指導予定はないが「この制度を受けてマイナスはない。視野が広がった」と感想を話した。現在はNPB以外にも範囲を広げて現役続行を目指しており「体を動かしている」という。

 来年1月から受付が始まる申請書、履歴書、退団届を提出すると、来年2月に予定される資格申請審査を経て、審査を通過した場合に学生野球資格回復が認められる。