オリックス吉田正尚外野手(24)が13日、来季3年目の全試合出場に向けて肉体改造に着手することを明かした。大阪・舞洲で調整し「脂肪を減らして筋肉量を上げていきたい」との考えを語った。目標体重は「身長(の下2桁)プラス10キロ」。173センチのスラッガーは、87キロから約4キロを目安に減量を進めていく。これまでに「規定打席到達が最低限。143試合出場を狙っていく」との目標を掲げている。

 入団後の2シーズンとも腰痛で出遅れ。63、64試合出場にとどまった。豪快な本塁打を生み出してきた立派な体を、ややしぼる必要性を感じていたようだ。現在は11月に受けた手術明けでリハビリ中。「シーズンまでにしっかり準備したい」。1月は阪神糸井と合同自主トレを行い、その後は男子ハンマー投げの室伏広治氏に2年連続で師事することが内定している。