東京6大学リーグの明大が21日、東京・府中市内の同大グラウンドで年内の練習を納めた。

16年秋以来の優勝を目指した今秋は2位。秋Vの慶大には今年、春秋を通じて連敗した。善波達也監督は「今年は慶応に勝てなかったので、来年は何とか止めなきゃいけないですね。(慶応)佐藤くんはじめ、来年は各校手ごわい投手陣がいる。来年は打力を上げる整え方をしていきたい」と見据えた。

 主将を任された吉田有輝内野手(3年=履正社)も「明治も、選手のリーグ戦経験値が豊富なので何とかしたいです」とV奪還を目指す。

 現役1位タイのリーグ通算58安打を放つ渡辺佳明内野手(3年=横浜)は「入学した時から100安打を目標にしていた。数字的に難しいとは思いますが、そこを目指していかないといけないと思っています」とプロ入りを目指す意向だ。

 来季も主軸を担う、来秋ドラフト候補の逢沢崚介外野手(3年=関西)は「今年は4番を任されることが多かったですが、チャンスで勝負強さを発揮できたかなとは思う。でも、慶応の投手陣にはリベンジしたいです」と言った。