春連覇を目指す関西学生リーグの近大が15日、奈良・生駒市内の同大学グラウンドで練習を行った。

 プロ注目の小寺兼功投手(3年=岡山理大付)は「145、6キロは出せるようになりたい」とさらなる成長を誓った。1、2年時はなかなか試合に出場出来なかったが、昨年は春夏合わせて6勝を挙げ、再びプロを目指したいという気持ちが強くなった。投手には珍しく「ウエートが好きなんです」とウエートトレーニングを重ねたほうが、肩周りの動きが良くなるという。

 冬場は2日に1回、リーグ期間中も週に2、3回はウエートトレに励んできた。目標は「(リーグ)ベストナイン。岡田さん(岡田和馬投手、4年=南陽工)は去年3つタイトルを取っていたので、取れるように」。憧れの世界に向けて、アピールする最終学年にする。