ヤクルトの新外国人マット・カラシティー投手(26=カブス傘下3A)が24日、成田空港着の航空機で初来日した。

 昨年11月に結婚したカトリーナ夫人(27)は4月に来日予定のため、1人での来日。「日本行きは人生で大きな決断だと思う。日本の生活を奥さんも楽しみにしている。米国のチームメートからも、日本でプレーをするのは素晴らしい経験だと聞いています。14時間のフライトは今までで一番長かったけど、乗り心地も良かったし、日本に到着してワクワクしています」と、長旅の疲労も見せずにさわやかな笑顔をふりまいた。

 191センチの長身から繰り出す最速159キロの直球とフォークが武器で、新守護神にと期待される。「抑えのポジションを取りにいくつもり。適性はあると思う。毎年、自分の目標は40セーブ。それとチームが1試合でも多く勝つことです」と成功への意欲を示した。

 愛称はカラシティーの語尾から「シティーと呼んで欲しい」と笑ったナイスガイは「とにかく早くチームメートに会って、キャンプが始まるのが待ち遠しいですね」と力強く語った。