初体験のティースタンドが、打撃再開のモチベーションを、より盛り上げた。

 ダイヤモンドバックスの打撃ケージにあったのは「置きティー」ではなく、つり型のティースタンド。清宮は「これ、いいですね!」と、すっかり気に入っていた。故障明けのため「100(の力)ではないけど、気持ち良く振れた」と満足顔。最後の20球目を打つと「よし」と、自分に言い聞かせて練習を締めた。緒方野手総合コーチは「幸太郎が『欲しい』って言えば、球団が買ってくれるんじゃない?」。帰国したら、さっそく“おねだり”してみる?【日本ハム担当 中島宙恵】