アリゾナでキャンプを行っていた日本ハムの選手たちが16日に帰国。沖縄・名護に移動して、室内練習場ですぐさま体を動かした。

 全体的に軽めの練習だったが、その中でも1番、先輩たちから学ぼうと真剣に打撃練習に取り組んでいたのが石川亮捕手(22)。

 石川は中田翔内野手(28)近藤健介捕手(24)とともにマシンを相手にバッティング。中田の提案で試合でのケースを想定しての練習となった。

 石川は「近藤さんも言ってましたけど、普通にマシンを打つより(試合を)想定してマシンを打った方が緊張感が出てくる。それに一緒にやっているのが中田さんや近藤さんという1軍の主力選手なので。すごく良い練習になりました」と話した。

 石川によると、最後は2死二塁の場面で「みんなが認めるヒットを打ったら終わり」というルールで締めくくり、「中田さんにスコーンと打たれました」とのこと。あらためて先輩の集中力の高さを目の当たりにしたという。

 石川は「試合はその1球で決まってしまう。明日(17日)の紅白戦につながる練習ができました」と納得の表情。国頭で行われる紅白戦での活躍に向けて、意欲を燃やしていた。【日本ハム担当 千葉修宏】