脳腫瘍からの再起を目指す阪神横田慎太郎外野手(22)が24日、高知・安芸市の阪神2軍キャンプでリハビリ開始後3回目の屋外フリー打撃に臨んだ。

 横田が打撃ケージの中に入ると、スタンドのファンから「頑張れー!」とたくさんの温かい声援が飛んだ。阪神坂井信也オーナー(70=阪神電鉄会長)と掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA、62)が見守る中、約20分間で86スイングを行い柵越え1本。横田の打球が右中間に飛び込むと、スタンドから大きな拍手が送られた。