先発の巨人田口麗斗投手(22)が3回を2安打無失点に抑え、侍ジャパン合流前最後の実戦登板を好投で終えた。

 1回、1死一、二塁と得点圏に走者を置いたが、元DeNAで韓国・SKの4番ロマックの打席で、二塁走者をけん制球でアウトにした。その後、ロマックが放った打球を田口が失策し、2死一、二塁としたが後続を打ち取った。

 2、3回は130キロ台中盤の直球が冴え、出した走者は味方の失策で出した1人のみ。17日の練習試合中日戦以来の登板に「久しぶりの登板で楽しかった。直球は少し高い球もあったけど、しっかりと腕を振って投げられた」と調整に手応えを感じていた。